女子大生の日常

女子大生。ミュージカルとグルメ、たまに読書。

「グレイテスト・ショーマン」

見てきました。

音楽              ★★★★★

ストーリー   ★★★★☆

余韻              ★★★☆☆

 

ひょんなことから思いつきで主人公が奇人変人を集めてサーカスを作り上げる。成功するが批判も多く、所詮成り上がり、二流の舞台だと馬鹿にされ、上流階級からは相手にされない。ならば本物を、と西洋随一のオペラ歌手のアメリカ公演に着手。名声と成功への欲望が、劇団員と、自身の家族との間に溝を作る。そんな中サーカスを快く思っていない民衆との諍いでサーカス小屋に火がつき、焼け落ちてしまう。「居場所をあなたが初めてくれた」という劇団員の言葉に、主人公はもう一度サーカスをやり直そうと決意する。

 

名曲揃い。

テーマは

・夫婦愛、家族愛

・虐げられたマイノリティにも生きる場所がある、短所は長所になりうる

・欲望は人を孤立させる

などでしょうか。メッセージがいくつも感じられた映画でした。明確に一つのメッセージが浮き出ている感じではないので、奥行きがあります。逆にいうと何を伝えたかったのかというのがぼやけて、音楽と演出がいい分、ストーリーの余韻は薄かったです。あと最後はすこし雑かな、と。ダンスと歌のエンターテイメント性はピカイチだったと思います。サーカス劇団員が個性爆発で見ていて楽しい。ヒゲの生えた女、巨人、巨漢、小人、アルビノ(?)、体毛が異常に濃い、、、など。存在を無いものとして、もしくは侮蔑されて生きてきた劇団員たちが輝く笑顔で踊り歌う姿にはグッとくるものがありました。This is meと、虐げられてきた人たちが発散するエネルギーの強さは内に閉じ込めてきた感情の爆発なのでしょう。

オペラ歌手役の女優さんが美しすぎました。never enoughも名曲です。彼女もまた、暗い過去を持っています。主人公もまた生まれがよくないので通じ合うものがあったのでしょう。ここらへんで最愛の妻とすれ違いが起きてしまいます。

 

あと一回見たらもうちょっと深まるかな、と思いましたが初見では印象がやはり弱かったです。ミュージカルの良さは歌とダンスにあるものの、やはりストーリーに芯がないとふやけた印象になってしまうので…(私が芯を捉えられなかっただけかも)。名曲揃いなのはわかりました。劇団員の過去とか、もっと掘り下げたらいいのに…とか思ってしまいました。